縫合針・針付縫合糸・縫合糸・医療器具全般




滅菌済縫合糸


包装体外面は外気と接触して汚染されているので、補助者が図のリップを左右に開いて内袋を清浄受皿に取り、以後無菌的取吸いになります。内袋もリップを左右に開いて糸を取り出します。


縫合糸の汚染状態
縫合糸が需要者の手に入るまで種々の汚染経路を経ています。汚染の度合も夫々異なり一様ではありません。そこでどの様な汚染があるか考察すると

接触汚染
@  慣性効果による接触
A  静電荷による吸引
B  空気又は縫合糸の移動による空中浮遊汚れ粒子との衝突
C  空気と汚れ粒子との比重差による沈澱
D  機械的力による直接的接触
又、一旦接触した汚れの粒子が繊維に保持される機構は
@  機械的吸蔵
A  油脂結合による定着
B  繊維の活性基との化学的結合即ち化学吸着
C  分散力による吃着
D  溶剤又は懸濁液の蒸発の沈着
以上の様な機構によって汚れの粒子は繊維と接触・保持され、汚れ粒子と繊維との複合物Fiber-soilcomplexを形成する。即ちこの複合物が縫合糸の汚染介在物であります。従って以上のことから細菌類が単独裸菌で附着しているのでなく、常に他物質の微粒子と共存していると考えなくてはなりません。
脂肪・機械油の汚染は最も好ましくありません。

脱脂
ここで脱脂というのは、縫合糸に附着している汚染介在物を除去することであります。汚染介在物が存在するまま滅菌することは好ましくありません。
E.0.G滅菌の場合、油脂等に菌が包蔵されている場合は、E.0.Gと細菌との接触がさまたげられて滅菌が出来ません。
オートクレーヴの場合は、例え滅菌が可能でも後に油脂、介在物が残り生体内に埋没されることになります。又汚染度の高い場合、菌体内`体外生成毒物、死滅した菌体(蛋白粒子)が残存し、生体内に縫合糸とともにもち込まれた場合、共に生体内に悪影響をもたらします。
以上の理由で縫合糸の脱脂、つまり汚染介在物を除去するクリーニングが絶対に必要です。

弊社の脱脂滅菌方法(硬質縫合絹糸)
硬質縫合絹糸の汚染とは、絹の表皮層を形成するゼラチン様のセリシンの表面又は表皮に近い内部に埋没された他物質の粒子・細菌汚染介在物であります。
これらの汚染介在物を際去するのに次の工程があります。


Eここで極めて済浄な新表皮を得たので、この表面にE.0.Gを接触させ滅菌を完了します。汚染度は、10-8個/gr以下と推定されます。
以上の工程で精製・滅菌された絹糸は、他物質の介存物が微小であるため生体内に於る刺激も可能な限り小となることは推察に雑ありません。又、高度の滅菌技術によりその信頼度は極めて高いと自負しております。


硬質縫合糸 白 10M 10本袋入
(JIS)日本工業規格
Jis No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10


東大式生糸10M 10本袋入
別規格
Jis No. 0 1 11/2 2 21/2 3 31/2 4 41/2 5


ブレード縫合糸 白及黒 100M巻 シリコン加工(ノンキャピラリー)
USP No. 7-0 6-0 5-0 4-0 3-0 2-0 0 1 2 3 4 5


T/Cエルシレン黒  100M巻  シリコン樹脂加工(ノンキャピラリー)
USP No. 7-0 6-0 5-0 4-0 3-0 2-0 0 1


テトロンブレード縫合糸 白 100M巻  シリコン加工(ノンキャピラリー)
USP No. 7-0 6-0 5-0 4-0 3-0 2-0 0 1 2 3



ナイロン縫合糸白及青50M 1巻(モノフイラメント)
USP No. 8-0 7-0 6-0 5-0 4-0 3-0 2-0 0 1 2






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